モチベーションを上げる 啓発型就業規則

最近では、社員教育を充実させる企業が増加しています。ビジネスマナーやNLP、マネジメント、スピーチなど様々な社員ランクの方が自助努力のためにスキルアップを目指し、それを会社も可能な限り応えようとしています。

従来のような、OJTだけの社員研修だけでは、社員の視野も狭まりモチベーションが下がる傾向にある中、就業規則の中に制度として自己啓発を導入する事で幾つもの問題が解決できます。

ただし、就業規則の中に「自己啓発義務」のような自己啓発を会社が押し付けるのは逆効果ですので、注意しましょう。例えば、研修や資格取得の学習の費用を会社が一部負担するなど従来型の制度に加えて、以下のようなものを導入されてはいかがでしょうか。

  • 積み立てた有給休暇をその学習時間に充てられる制度
  • 取得した資格を活かした業務提案を行い、会社のメリットになった場合に評価する制度

上記の例は、分かりやすくするために「資格取得」に特化しております。このように、取得資格を活用することを評価対象にすることで、無意味な資格ホルダーの抑止になるとともに目的意識を持って自己啓発する事ができるでしょう。

その他にも、さまざまな方法で啓発活動とモチベーションアップをする事が可能です。資格のようにハードルを上げなくとも、職場環境の改善やQCを強いるのではなく、提案のさせ方や評価の仕方の明文化をすることで、「誰のためにやることなのか」を自覚させる事ができます。

会社の利益が上がったら「良し」とするのか、あるいは社員の残業時間が減ったら「良し」とするのか。切り口が違えど、会社にとっては同じことですよね。しかし、社員にとっては後者の方が遥かに喜ばしいことなのです。

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